学園の特色

グローバル教育

高度な英語力を身につけ、世界で活躍するグローバルリーダーへ。

八雲学園が目指す英語レベル

卒業までにCEFR(セファール) C1レベルに到達させることを目標としています。CEFRは、言語の枠や国境を越えて、異なる試験を相互に比較することができる外国語能力の参照基準です。C1レベルとは表に見るとおり「熟達した言語使用者」であり、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てる上級レベルを意味します。
UCLAやUC Berkeleyといった全米トップ校ではB2レベル、また、八雲学園とも交流があるYale大学、Harvard、Stanfordといった、世界的にも有名な大学ではC1レベルの英語力が留学生に求められます。

CEFRの各レベル

熟達した言語使用者 C2 聞いたり読んだりしたほぼ全てのものを、容易に理解できる。自然かつ流暢、また正確に自己表現ができ、非常に入り組んだ状況においても、意味の微妙な違いを区別して表現できる。
C1 高度な内容のかなり長い文章を理解でき、流暢かつ自然に自己表現ができる。社会上、学問上、職業上の目的に応じて、柔軟かつ効果的に言葉を使うことができる。複雑なテーマについて、明確かつよく構成された、詳細な文章を作ることができる。
自立した言語使用者 B2 自分の専門分野に関する深い議論を含む、話題が抽象的であっても具体的であっても、複雑な文章の主旨を理解できる。お互いに無理なく、母語話者と日常的なやりとりができる程度の流暢さと自然さをもってやりとりができる。
B1 馴染みがあるか、個人的に興味のある話題について、単純な脈略のある文章を作ることができる。経験や出来事、夢、希望、野心を説明でき、意見や計画に関する理由や説明を短く述べることができる。

CEFR C1=英検 1級=TOEFL iBT(トーフル・インターネットベースト・テスト)95~120=IELTS(アイエルツ)では7.0-8.0
※IELTS:International English Language Testing System

海外協定大学推薦制度(UPAA)

高校の成績・英語力を基準として、アメリカ・イギリス・オーストラリアの協定大学に推薦入試を受けられる制度です。八雲学園の生徒はYES (eラーニングシステム)で、協定大学共通英語試験を年に一度無償で受験することができます。グローバル併願も可能で、3月末まで日本の大学受験の結果を待ってから進路の決定をすることができます。

※YES(eラーニングシステム):Yakumo English : Gateway to Success
英語4技能eラーニングシステムを利用しながら、基礎(中学英語)から発展(大学入試)まで、また外部英語試験(英検1~5級、TOEFL、TOEIC、IELTS)の対策まで、自分のレベルに合わせて徹底的に学習します。保護者の方はお子様の学習状況を把握することができます。

UPAA

海外研修

中学英語の総仕上げとして中学3年次に全員で行く海外研修を皮切りに、八雲学園では、日本を飛び出して実際の英語圏に身を置く研修プログラムを用意しています。英語と異文化を本格的に体験し、ワンランク上の英語レベルを目指します。

アメリカ海外研修(中学3年)~1999年から実施 写真

中学3年次に全員が2週間、本校施設である八雲レジデンスを拠点に研修が実施されます。期間中はUCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)で、生徒を習熟度別に1クラス10名程度に分け、TESOLの資格を持った英語の先生による授業が行われます。授業のほかにも姉妹校ケイトスクールとの交流や地元小学校訪問、市内観光、遊園地や施設見学、レストランでのディナーなど、本物の英語や文化に触れる機会にあふれています。
(旅行代理店などは通さず)20年以上の経験をフル活用し、現地大学、小学校、ホテル、レストランなどに直接交渉しながら作られている、他では真似できないプログラムです。
※TESOL;Teachers of English to Speakers of Other Languages 英語を母国語としていない人に向けた授業のスキルを有する英語教師

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アメリカ海外研修(高校生)~1982年から実施

高校生の希望者を対象に、夏休み中の3週間を利用して実施されます。サンタバーバラの姉妹校ケイトスクールで寮生活をしながら、午前は英語の授業、午後はアクティビティーを楽しみます。途中からはホストファミリー宅にホームステイをしながら研修を続けます。事前学習として日常会話やアメリカの文化、生活習慣なども勉強します。

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9ヵ月プログラム(高校1年)~2014年から実施 写真

3カ月間のアメリカ留学を中心に、出発前事前学習と帰国後事後学習を合わせた9カ月にわたるプログラムです。留学中は中学の海外研修時と同様にUCSBで授業が行われます。細分化された英語の授業を3カ月間で約270時間受けることで、生徒の英語力はCEFRのB1またはB2レベルに到達します。

9ヵ月間にわたるプログラム

Pre-learning出発前3ヵ月間の事前学習
Oversea-Study3ヵ月間の留学先滞在
Post-learning帰国後3ヵ月間の事後学習
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※海外の学校との交流は「文化体験」のページを参照してください。



ラウンドスクエアに加盟

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ラウンドスクエアはイギリスに本部を置き、現在世界50か国の私立学校250校が所属している国際私立学校連盟です。ラウンドスクエアのページはこちら
本校は2017年4月に加盟。日本で2番目の加盟校となりました。ラウンドスクエアの八雲学園紹介ページはこちら。加盟校同士は互いにさまざまな形で自由に交流ができるため、ラウンドスクエアへの加盟は本校のグローバル教育の大きな柱になることが期待されます。加盟直後の2017年春にはケニアの加盟校の生徒たちが本校を訪問し、音楽交流会を行いました。これまで、オーストラリア、ヨルダン、アメリカ、イギリスなどのラウンドスクエア校から留学生を迎え、その学校に留学するなど、活発な交流を行っています。
ラウンドスクエアの活動については、Round Squareレポートをご覧ください。

<これまでに交流したラウンドスクエア加盟校>

  
  • Cate School(アメリカ)
  • Chadwick School(アメリカ)
  • Trevor Day School(アメリカ)
  • St. Andrew's Turi(ケニア)
  • Bunbury Cathedral Grammer School(オーストラリア)
  • King’s Academy(ヨルダン)
  • St Paul's Coeducational College(香港)
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英語関連行事

八雲学園のグローバル教育最大の特色は、さまざまな行事や海外での研修、さらには外国との交流を継続的に実施するなど、英語に接する機会を数多く設けていることです。これにより、3年間・6年間を通して自然に英語や異文化に親しむことができます。

中学1年生
5月
Yale大学と交流
6月
レシテーションコンテスト
12月
英語祭(朗読劇)
中学2年生
5月
Yale大学と交流
12月
英語祭(英語劇)
3月
スピーチコンテスト
中学3年生
5月
Yale大学と交流
10月
英語劇(文化祭)
12月
英語祭

レシテーションコンテスト(中学1年・6月)

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英語の正しい音を学び、課題文を覚え、一人ずつ舞台に立って暗唱します。
発表にむけて教師の指導とリハーサルを繰り返しながら、生きた英語表現を覚えます。

英語祭(全校・12月)

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クリスマスに行われる全校あげてのイベント。中学1年生は英語で朗読劇。中学2年生は英語劇をクラスごとに披露します。校内には英語でサーブする喫茶やカフェもオープン。教室展示やアトラクションなどもある英語版文化祭です。中学3年生は10月の文化祭でも英語劇を披露しますので、中学の3年間で3度の発表を体験することになります。

スピーチコンテスト(中学2年・3月)

考えや伝えたいテーマを自分で英文にし、舞台の上でひとりずつ発表します。調べて文章にし、練習を重ねて人前で発表することでプレゼンテーション能力を高めます。

帰国生入試の導入

多様な人材を育成し、グローバル教育をさらに進化させるため、帰国生入試を導入しています。
詳しくは帰国生の方へのページをご参照ください。

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